遠絡療法について | 大阪府吹田市の鍼灸整骨院 すわ鍼灸整骨院

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遠絡療法とは

当院では遠絡療法という新しいアプローチの治療を取り入れています。

これは、東洋医学と西洋医学の考えをあわせた治療で、日本で考案された新しい治療法です。

東洋医学で使用される経絡という道筋(体の左右12本ずつと正中線に裏表2本で計26本)には、心と体の正常な働きを維持するための流れがあります。遠絡ではライフフローと呼びます。このライフフローが体の中の流動的なものすべて(西洋医学では血液・リンパ液・髄液・組織液・内分泌・神経伝達、東洋医学では気・血・津液の流れ等)をコントロールし、この流れに滞りや異常が起きると、心身のさまざまな病気や痛み、痺れが生じると考えます。

遠絡療法は、経絡上にある起点を刺激することで、ライフフローを自在に調節できる治療法です。首・肩・腰・肘などの様々な痛みに対して、即効性のあるケースも多く見られます。また免疫力も向上します。

長年続いている様々な痛み・しびれ・難病に対しても、治療効果を上げています。

例:山の麓を流れている川に土砂崩れ(負傷箇所)が起きます。そこには川の流れの渋滞(滞り)ができて流れが悪くなります。流れが悪くなった場合、遠絡では痛み・重みがでると表現します。流れが完全に遮断されてしまった場合はシビレがでてしまいます。


遠絡療法は、指圧または専用の押し棒やレーザーの刺激により、以下のような作業でライフフローの滞りを取り除いていきます。

1:直接障害物を取り出します(連接法)
2:取りきれない大きな石を破壊します(相克の法)
3:川幅を広げます(相補の法)
4:川の護岸を補強作業をします(補強の法)
5:水量を増やして流れを豊かにします(増流処置)
6:川の流れの勢いを強くします(牽引瀉法)